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【演劇論】演出家と指揮者
私は音譜がさっぱり読めない。

中学校のリコーダーの時間は、
全部耳で聞いて、脊髄反射で指を動かして切り抜けてきた。

そういえば演出家の仕事というのは、指揮者に似ていると前から思っていた。

 指揮者は、誰かが演奏したメロディーをアレンジして、
 自分の好きな方向に持って行くのではない。

 指揮者がオーケストラを指揮する場合、
 音符が頭の中で、音としてなるのだと思う。

 音符一つ一つの力を引き出して、
 その音符がメロディになるのだと思っている。


台本も同じではないだろうか。

 その言葉を音にしてみて、
 その音がつながって、会話になって行き、それが話を紡ぐのだと思う。

 感情にまかせて、台詞を読むのではない。
 感情は感情、言葉は言葉である。

 文中の前後に、その言葉が生まれた意味が書かれている。
 しかし、文中の前後から、相対的に台詞の読み方を決めては行けない。

 そのフレーズが持っている本来の形をねじ曲げてはいけないのだ。


最近は、台本を読んでいると、
書かれた台詞がどんな音で鳴りたがっているか、わかるようになってきた。

 これが独りよがりにならないために、私はもっともっと努力しなければいけないのだろう。

ま、結局、身近に指揮者がいないので、
演出家が指揮者と一緒かは、わからずじまいなのだが。
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