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顧客が本当に必要だった物
ネットで見つけた、ビジネスに関連の風刺画です。
元ネタがなんなのか調べてみましたが、諸説あるようですね。

自分なりに分析して、解説してみました。

《顧客が本当に必要だった物》
顧客が説明した用件~顧客が本当に必要だった物


◆顧客が説明した用件
顧客はブランコはこういった物だと絵に書ければ別ですが、
ブランコとはなんなのかを説明することさえ、難しかったのかも知れません。
顧客はおそらく、やりたいことを漠然な言葉で並列化して説明したのかも知れませんね。
どこの役割が一本化できるかもわかりませんので、ブランコの板が複数あるのかも知れません。


◆プロジェクトリーダーの理解
木の枝を使って、人が乗れる装置だと言うことを理解していますが、
そもそもブランコはこいで揺れることが楽しいと理解しておらず、
乗って揺れることができないと、ブランコでさえないこともわかっていません。

◆アナリストのデザイン
アナリストとは分析家、または評論家のことです。
要は作り上げて、板が揺れればいいと思っているわけですね。
幹を伐採した時点で、木は枯れ、ブランコとしての強度を保てなくなります。現実離れしており、机上の空論です。
そもそも自然を生かして、自然の大切さを知って欲しいというコンセプトであれば、それすらも反しています。

◆プログラマのコード
とりあえず板の両端から出たロープで枝を縛っているので、言われたことはやったのかも。
でもこれでは、状況をコンピュータの言語で再現しただけで、全く動きませんけどね。

◆営業の表現、約束
きっと実現できれば、それは快適な座り心地なのでしょうね。でも顧客は、ここまで求めていないのでしょう。
そもそも、椅子を乗っけたら木の枝は間違いなく折れるでしょうから、現実的な約束ではないのでしょう。
営業は大風呂敷を広げて仕事を取ってきたとしても、数字を上げれば良いとされるわけですね。

◆プロジェクトの書類
おそらく、この会社にはブランコを作ったことがある人がいないのに、この仕事を取ってきたんでしょうね。
だから、何もかも白紙なのでしょう。

◆実装された運用
おそらく、どんなものなのか、やってみたんでしょうね。
それで、彼らにはこれが限界なので、顧客に妥協してもらって、こうなりましたという事でしょうか。
これなら、別にこの会社に頼まなくても、自分でできたっちゅうねん。

◆顧客への請求金額
このクラスの請求したのなら、明らかにぼったくりw

◆得られたサポート
そこに、木がある事を、とりあえず管理してくれるのでしょうか。
まぁ、ほっといても切り株は勝手に歩いて行きませんが、切り株を持ってかれないように、保守してくれるのでしょう。
これでは人が腰掛けて休むか、集合場所の目印として使うぐらいしか、使い道がなさそうですね。

◆顧客が本当に必要だった物
顧客はおそらく、自然の大切さを子どもたちに知って欲しい。自然の中で遊ぶことの喜びを知って欲しい。
そんな子どもたちが集まる場を、自然の中に作りたいと思っていたのかも知れません。
すでに廃棄されたタイヤを使う事は、ゴミを減らすという事で、自然を守ることに繋がるのかも知れません。

タイヤを1本のロープで繋いだだけでは、前後に正確に揺れることはできなくなります。
しかし、言ってしまえば、ブランコは他にもあるはずです。
遊んで楽しければ、別に前後に揺れることの正確性は、顧客にとってはさほど重要ではないのかも知れません。

ひょっとするとこのタイヤで遊んだ少年は成長して、子どもの頃は乗って遊んだこのタイヤで、
野球のスイングの練習をするかも知れない。空手の蹴りの訓練をするかも知れない。

正直、木の枝にロープでタイヤをくくりつけるだけであれば、顧客は自分自身で作れたのかも知れませんね。
そういった意味では、コンセプトを理解し、助言できる人が身近にいさえいれば、この顧客は、一番幸せだったのかも知れません。


私が舞台演出家として必要なことは、私が大きな舞台を実現できる会社を持つことではなく、
いかにコンセプトを理解し、人の幸せの形を、具体的に提示していけるかどうかだと思うのです。



理想を追い求める私は、未だに考えが甘いかも知れませんが、
きっとこの顧客は、幹にタイヤをつるした図を描ければ、誰かが賛同して、一緒に実現してくれたと思うのです。

そう信じるからこそ、私は舞台演出家として、何をしたいかを示さなければいけない。


そういう段階なんです。
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