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表参道ヒルズ 『清川あさみ・美女採集』 2012/4/27~5/6
美女採集・広末涼子×孔雀
◆◇美女採集・広末涼子×孔雀◇◆

表参道ヒルズで開催されている、清川あさみさんの『美女採集』を見てきました。

清川あさみさんの存在を知ったのは、2012年の2月5日の情熱大陸なので、比較的最近です。
その後、4月21日放送のナツメのオミミにも出演されており、そこで作品展があることを知りまして、行って参りました。

>『美女採集』には、上戸彩、加藤あい、佐々木希、寺島しのぶなど美女35人が並ぶ。清川がお気に入りの美女を「採集」。
>美女に似合う動植物のイメージで撮り下ろした写真に清川がCGを施し、紙焼きに糸やビーズ、
>布などでコラージュしていく作業は、まるで「写真を縫う」ようだ。 《朝日新聞デジタルより転載》



清川あさみさんは、もともとファッション誌のモデルをしていましたが、
自分がモデルとして表現できる美よりも、より幅広い表現をしたいと感じたことから、作り手側に回ったのだそうです。


清川さんの美女採集の特徴は、写真に針と糸で刺繍をする点にあります。


写真撮影自体は、カメラマンさんにお願いするのですが、傍らでポージングを指示します。
衣装は、布地をモデルさんの体にあてて仮留めを行い、その場で大胆にハサミを入れます。


写真に刺繍をする際は、下書きなどはせず、一気に針を突き刺します。
頭の中にイメージがあるため、ちょっとした合間に断続的に作業をしても、完成形はぶれないのだそうです。

ご存知なかった方は、ここを見ると良いかもしれません。 《朝日新聞デジタル(画像あり)へリンク》


画像を見ながら読んでいただくとわかりやすいとは思うのですが、
今回は納得いく画像を見つけられなかったため、文章だけで行くことにします。



とても面白かったです。

印象に残った作品について感想を書きます。

◆◇宮崎あおい×タヌキ◇◆ ←おすすめ
非常に驚いたのは、椅子に座った宮崎あおいさんの膝の上にチワワがいる点です。
清川あさみさんの作品の特徴は、採集対象を動植物に例えて、その美を引き立てる点です。
そこでやってしまうのは、対象を安易に動植物に近づける事だと思うのです。
動植物に例えるのに、違う動物がなんと作中におり、かつ、タヌキとチワワの接点はない。
それなのに、宮崎あおいさんの姿は、タヌキに見えてくる。
チワワを抱かせた点に、清川さんの自分の感性に対する自信を感じました。


◆◇相武紗季×ワニ◇◆ ←おすすめ
作中にワニを象徴する物は、対象がまとっている布地の模様程度。
作中には、花がいくつも咲いています。
正直、咲いている花とワニの共通点が、さっぱりわかりません。
それなのに、相武紗季さんは、ワニに見えてくる。
被写体の魅力を引き出せば、ワニである説明は、一切いらないと言うことでしょう。


◆◇堀北真希×グッピー◇◆ ←おすすめ
こちらも、画面に水草が漂うのみ。
それなのに、堀北真希さんは、グッピーに見えてくる。
この作品の好きな点は、手が込んでいない点です。
私は、物の本質をとらえると、手数は減っていくと考えています。
最小の仕事で、最大限の効果を生んでいる、すばらしい作品だと思います。


他にも惹かれた作品は一杯あるのですが、逆に『うーん』という作品も。


◆◇本上まなみ×フクロウ◇◆ ←ちょっとだけうーん
背景はきらびやかなビーズで、星が瞬く夜を表現していますが、
正直、なくてもいい気がしました。
星がきらめいている事を、作品が説明し始めている気がします。


◆◇剛力彩芽×キノコ◇◆ ←うーん・・・。
作中にお菓子の家のようなかわいらしい小屋があり、
煙突やら、そこいらに、キノコが飛び出ています。
キノコだらけに刺繍して、本人もキノコですと言われても、確かにそうでしょうけど・・・と口ごもりたくなります。
だいたいキノコって分類が、広すぎる気もするのです。
マッシュルームなり、しめじなり、なめこなり、全然違いますよね。

やっぱり、あれですかね。『剛力彩芽×なめこ』だと、事務所的にNGだったんでしょうかね。


他にも魅力的な採集が満載なのですが、全体を見てみて、
私の好きな作品と、そうでもない作品に分かれたので、なぜなのかを自分なりに整理してみました。


●私の好きな作品は、『採集対象の体部分に、大胆に針を入れている』

いくら写真といえども、人間の体に針を刺すという行為は、潜在的になんらかの抵抗があるのだと思うのです。
それでもかつ、躊躇なく採集対象の体に針を刺し、刺繍を施している作品は、刺繍そのものに迷いがないように感じました。

上記は、刺繍の一部が延びて対象の体にかかっている作品ではく、体の上に堂々と刺繍を行っている作品のことです。

刺繍を行うということは、刺繍した部分が、写真より浮き出て見えます。
つまり立体化された部分は、他の平面的な部分より、主張してきます。

私が惹き付けられた作品は、
立体化された刺繍が前面にあり、背面には写真におさめられ平面化された採集対象が存在しているわけですが、
作品としてみたときに、背面にある採集対象が、刺繍よりもさらに前に主張してくるのです。

これは、『清川さんの刺繍が採集対象の魅力を引き出した』と言えると思います。


●それに対して、採集対象の体部分に大胆に針を入れていない作品は、採集対象の背景である周辺部分が、
刺繍によって自己主張をし始め、結果的に採集対象の魅力は、刺繍の後ろに埋もれてしまっていると感じたのです。

これは、パソコンの画面で見ても判別できないでしょう。
実際に作品を、その目で見ないとわからない。

美女採集をパソコンの画像で確認した場合、刺繍部分の立体感が、写真と同一の平面となってしまうからです。


画像であっても、色彩の美しさと、採取対象と作品世界の一体感は少しは感じ取れるかも知れませんけど、

実物は、こんなものじゃない。


今回の作品展では、一部の作品の裏側も見ることができました。
作品を、裏から見ることができるのです。


その縫い筋の美しいこと。



是非、見に行っていただきたいです。

表参道ヒルズの作品展は、会期残りあと1日ですけどね・・・。



ただ、一つ不満だったのは、今回初展示となった初の男性モデルバージョン『男糸(だんし)』です。
確かに刺繍はきれいなんですけど、例えが動植物ではなく歴史上の人物なのです・・・。

◆金子ノブアキ×ミカエル
◆松坂桃李×森蘭丸
◆永瀬正敏×親鸞


ミカエルも親鸞も宗教がからんでしまってますが、
日本の艶っぽい男を大天使ミカエルと言われて、世界の人はどう感じるのでしょうね・・・。

森蘭丸は・・・戦国無双の森蘭丸でしょうか。それとも、戦国BASARAの方ですかね・・・。


やっぱり、人を人(?)に例えちゃうのは、少々無理を感じました。


私は、美女がいいです。
私は、美女がいいです。
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